2024年11月10日:気多宮の追分けから野沢宿までを歩いてみる

越後街道を5回にわけて歩きます.2回目は、気多宮の追分けからはじめて、野沢宿までを歩く予定です.

準備

塔寺駅から歩き始めます.気多宮の追分けにもどり、片門宿、本名宿,旧道の束松峠をとおって,野沢宿まで
4時間くらい歩き,JRで野沢駅から若松駅に戻ってきます。

只見線七日町駅を7:41の列車にのり8:31に塔寺駅につきます。そこからおよそ4時間歩いて、野沢につき13:22の
列車にのって14:08に若松に戻ってきます。

早めに野沢につき、この列車にまにあうようなら上野尻宿まであるき上野尻駅からもどるかもしれません。

旧道の情報は、国土地理院の地図が参考になります。

七日町駅から気多宮の追分け



予報は晴れ、朝は濃霧です。久しぶりの七日町駅です。列車はボックス席は埋まってますが、座れます。
半分くらいです。会津坂下駅で多くの人がおり、いつもの只見線です。



塔寺駅におりました。降りたのは私一人です。熊鈴をつけます。駅舎にも”熊注意”の張り紙があります。



気多宮の追分けに戻ってきました。県道43号を歩いて行きます。

越後街道2/5(気多宮の追分けから 野沢宿までを歩いてみる)



県道43号から340号に分岐するところを取ろうとしたらカメラがありません。休憩のときに置き忘れました。
取りに戻ります。そこから歩いていると霧がはれて、飯豊連峰を望むことができました(ちょっとラッキ)。



分岐のところに戻ってきました。県道340号を歩いて行きます。



さらに341号に分岐して、下って行くのですが。。



341号の北側に細い道があるようです。こちらを歩いて行きます。ざる菊も見ごろです。



少し歩くと船渡一里塚がありました。正解だったようです。



すぐ横に駒壇の説明板がありました。右に旧街道入口とありますが、荒れているので車道を進みます。



道は集落を貫くように進んでいきます。ここは宿場の名前はのこってないのですが、只見川を越えるための船宿
だったのだと思います。



GoogleMapでは、集落をぬけて只見川の手前に舟渡の腰掛け石があるようなのですが、これでしょうか?



只見川にかかる橋を渡って、片門宿に入って行きます。



県道は片門宿をかすめて進んでいきます。おそらく船着場はもっと上流にあったのでしょう。ここから河岸段丘
を登って行きます。



登り始めに諏訪神社とその説明板があります。この地域は諏訪神社に縁があり、今回歩くところも何ヶ所か諏訪神社
の前をとおります。



明治時代の束松事件の現場を通り過ぎて行きます。



県道151号と交差しますが、直進して行きます。



本名宿に入って行きます。束松峠の矢印もあるので、迷うことはありません。



本名宿の説明板もありました。



束松峠には車道もあるようです。徒歩のほうに進んでいきます。



今回迷ったところです。右に新道と書かれています。最初そちらに進んだのですが、道がわるく北の方に降って行くので
おかしいなとここまで戻り、ネットで調べると左に進んでいくようです。道はよいです。



峠の六地蔵を通って行きます。こういうのがあると安心して進んでいけます。道は時々ぬかるんでいるところが多くあります。



束松峠案内というところまできました。ここまで車でくることができるようです。旧街道を進んでいきます。このあたり
はこの図にない、多くの道があるので注意です。



旧道が旧街道のことです。進んでいきます。



旧街道と新道はなんども交差するので、案内をみのがさないように歩きます。



石畳跡にきましたが、石畳はありません。石は撤去されているか、多くの落ち葉の下にあるのだと思います。



束松の一里塚の手前で見晴らしのよいところにでました。若松方面をみると盆地はまだ霧のなかで、その向こうに磐梯山が
あります。



一里塚です。この街道で2つそろっているのはここだけのようです。若松から6番目ということは、只見川をすんなり
渡ることができたら、1日目は野沢宿まで歩けそうです。



束松洞門の案内があります。ここから少しあるきます。今回旧街道をあるくのとちょっと趣旨がちがうのでスルーしました。



峠の茶屋跡を通って行きます。休憩されている二人のかたがおられました。



ところどころ案内柱があるので親切です。



舗装道路にでてきました。降って行きます。ほんとはここに降りてきたかったのですが。。。



舗装された道から再度山道に入って行きます。降って行きます。



県道341号にでて、舗装された道をくだっていきます。登山道の前を歩いて行きます。



国道49号にでます。ここから野沢のほうにすすんでいきます。基本降って行きます。交通量は多いのですが
歩道がありません。注意して歩いて行きます。



途中、右側は崖になっていて、特徴的です。



街道の甲石のまえを歩いて行きます。道標になっていたのかもしれません。



磐越自動車道をくぐると、西会津町の中心に近づいて行きます。



途中西方街道追分とかかれた道標があります。西日本にむかってというわけではなく、会津の西方という集落
への道への分岐です。



国道をはなれて、街の中心に入って行きます。道標もありました。



ほどなく諏訪神社まえを通ります。ここにも一里塚があります。



進んでいくと、野沢駅前からの道との交差点につきます。ここを今回の歩きのゴールとします。右にまがって、
駅に向かいます。

野沢駅から会津若松駅



帰りの便の出発の15分くらい前に駅につきました。時間通りに若松駅に戻ってきました。

感想,反省など

忘れ物をとりにもどってロスがありましたが、予定通り帰ってきました。次の便は夕方になってしまいます。
高速バスもあるので、そちらをつかってもよかったのですが。。

朝はかなり寒く、歩いている時は暑くなったので脱ぎましたが、体温調整が難しくなってきました。。

束松峠周辺は多くの道があるようなので、まとめた地図があるといいと思います。また結構ぬかるんだところも
多いので、雨の後は要注意です。

kitamiti@u-aizu.ac.jp