2024年4月21日:金町バス停から白河までを歩いてみる

白河街道を3回にわけて歩きます.3回目は2回目の終点金町バス停から白河まで歩く予定です.

準備

前回の終点金町バス停から歩き始めます.
若松を6:36の電車で出発.郡山に7:50につき,東北本線上りに8:02の電車にのりかえ,
須賀川に8:12につきます.福島交通の長沼車庫行きの8:30のバスにのると,9:12に金町
バス停に戻ってきます.

そこから南に向かって最初は県道292号を進んで、5時間くらい歩き、牧の内宿、上小屋宿、
飯土用宿を通り、街道の終点の女石につきます.そこからさらに奥州街道をあるいて
(奥州街道なのかどうかはわからないけど)、白河のお城まで合わせて6時間くらいあるいて
この歩きを終わりにします.

白河を15:54の電車にのり,郡山に16:30につき,17:15の電車に乗り換えて18:30に
若松に戻ってきます.JRの小さな旅ホリデー・パスを活用します.

会津若松駅から金町バス停

天気予報は曇り、それほど気温はあがらないらしいです。昼食のために駅に行く途中でおにぎりを
買いました.



6:36の便は4両編成です。発車の20分前に前後2両の連結を見ることができます。



郡山で東北本線に乗り換えます。



須賀川駅です。ここからバスに乗ります。



金町のバス停に戻ってきました。ここから歩きます。

白河街道3/3(金町バス停から白河まで)を歩いてみる



金町バス停からバスで来た方向に歩いて行きます。県道を右に曲がります。曇ってはいますが、
ときどき晴れ間から太陽がのぞき日光を浴びます。結構温度があがり湿度を感じます。



すぐに紅花川を渡ります。



県道292号を歩いて行きます。登って行くと須賀川市から天栄村に入って行きます。この辺り
から下って行きます。



木杭の一里塚を通ります。



蕗のとうは1週間たつと、ほかの植物と区別がつきません。。この2週間で育つ育つ。



牧の内宿に入って行きます。



宿をでると国道294号を渡ります。この右側にコンビニがありペットボトルを調達しました。



登って行きます。途中、法燈国師座像の説明の板がありました。お参りします。



道を進むと県道282号に突き当たります。右に進みます。



すぐに安養寺の一里塚跡があります。



進んでいくと、県道282号から分岐します。今回は、国道県道以外の(市町村管理の)道を多くあるくので、
注意が必要です。左に進んでいきます。ところが県道より立派な道でした。



さらに進んでいくと岩瀬グリーンロードという立派な道に分岐します。これも国道県道ではありません。



途中から白河市に入ります。天栄村と白河市ではこの道の管理ポリシーが違うようです。



県道58号線にきました。左に進んでいきます。



上小屋宿に入って行きます。



この宿は、かつてあった屋号が掲示されています。宿の真ん中あたりに説明板がありました。



宿のはずれで、右に分岐します。ここを進むと隅戸川を渡ります。川の土手でおにぎりを食べてお昼としました。



今回は途中で集落に分岐するところが何箇所かあります。分岐します。分岐先には一軒の民家があり、ほどなく
元の道に戻ります。



集落に入って行きます。



集落をぬけ県道281号を渡り、外面川を渡って行くと工事中という掲示がありますが、実際には工事は
行われていませんでした。



飯土用の一里塚にきました。高いところにあります。他から移されたか、道路が掘り下げられているかどちらか
です。



飯土用宿に入って行きます。この街道最後の宿場です(白河側からは最初の宿場です)。



宿をぬけ県道281号を渡って行きます。



途中、小さな集落にはいり、抜けて、元の道に戻ります。



交差点を左に進むのですが、そこに説明板があります。二枚橋入口というところだそうです。



説明によるとここから街道が残されているようですが、行ったらあかん道のようです。でも残されている
街道を見ることができてラッキーでした。



国道294号にでました。右に進んでいきます。



ここも白河街道は右の小さな集落を通るようです。



国道に戻り、東北新幹線の下を通ります。



東北新幹線の下を通ったら、すぐに、また右の集落に入って行きます。ここでは田んぼに水を引いて
トラクタで均していました。会津より3週間くらいはやいです。



東北自動車道をくぐって行きます。旅の終わりが近いです。



国道4号線の手前で左に分岐します。



国道4号線に合流しました。終点の女石はすぐそこです。



国道4号線と白河市内からの道の合流点です。



その側に説明板があります。それを読むと白河街道と奥州街道の合流点が書かれています。



白河市内のほうにあるくと、その合流点があります。ここが白河街道の終点となります。



そこから白河のお城まで歩いて行きます。阿武隈川にかかる橋を渡ります。橋の反対側にはお城の城壁が
あります。



北小路の交差点にきました。お城の方に歩いて行きます。



お城につきました。桜は終わっていますが、多くの人がお城にこられています。



お城の南側に抜けると、会津町がありました。

白河から会津若松駅



白河駅です。お城であまりゆっくりしなかったので、一本早い電車で帰ります。



郡山で乗り換えです。



猪苗代ですれ違った電車には、若松から郡山にいく観光客はそれほどおおくなかったですが、
この電車が若松駅に着いた時は、多くのお客さんが待っていました。

感想,反省など

予定通りの時間であるくことができ、早く帰ってくることができました。
一回目、二回目のときは歩き始めから2時間くらいで足が痛くなりましたが、今回はまったく痛みを
感じませんでした。冬場におちた筋肉も戻ってきたようです。

今回は集落と集落の間に山があり、4、5回登ったり降ったりを繰り返しました。登り降りが苦手な人は
しんどいかもしれません。各集落からは、東向きに奥州街道に抜けられる道があるような気がします。
昔も登り降りが苦手な人は奥州街道にでて、白河をめざしたかもしれません。

昔の人も2泊三日あるいは1泊2日で往来してたと思います。冬はもっとかかったでしょう。

これで白河街道あるきは終わりです。

kitamiti@u-aizu.ac.jp