2024年5月3日:塩川宿から金山までを歩いてみる

米沢街道を3回にわけて歩きます.2回目は塩川宿から金山までを歩く予定です.

準備

塩川宿から、熊倉宿、大塩宿、桧原宿をこえて金山の集落まで7時間くらい歩きます。桧原宿をこえて
と書きましたが、桧原宿は檜原湖に沈んでいるので湖畔をあるいて通り過ぎるのみです。
若松駅を7:34の列車にのり、7:47に塩川駅につき歩き始めます。熊倉宿、大塩宿、桧原宿をこえて
7時間くらい歩いて、檜原湖の北側にある金山につきます。そこから15:17の北塩原村のバスにのり15:52に
小野川湖入口バス停に移動し、17:15の会津バスにのり17:50に猪苗代駅に着きます。土日の16時台の
バスがありません。小野川湖入口バス停から少し歩くかもしれません。17:58の電車にのりかえ、
18:30に若松駅に戻ってきます。
前半は県道332号を歩きます。途中で疲れたら(結構登るので)、桧原の集落で終わりにするかもしれません。

大塩から桧原の間の峠道ですが、何ヶ所か旧道を通るようです。時間とやる気が許す限り歩いてみようと
思います。

会津若松駅から塩川駅

土日はかなり気温があがるので、GW4連休の初日にあるきます。駅に行く前にコンビニでおにぎりをかった
ら、ペットボトルのお茶がついてきました。常温なので。。。アパートにもどってお茶をおいて、駅にむかい
ました。



駅前から、今日歩く方向(北)を望みます。快晴です。



塩川駅につきました。

米沢街道2/3(塩川宿から桧原宿を越えて金山までを歩いてみる)



駅からまっすぐすすむ道をあるき、前回の歩き終わった交差点につきました。ここからスタートです。



国道121号に合流するところに塔がありました。国道を進んでいきます。



県道332号へ分岐するところに街道の石碑があります。



別府の一里塚です。反対側にもあって対になっています。



進んでいく方向です。なだらかに登って行きます。まだ気温も低く快適です。ただ日差しを遮るものはなにもありません。



雄国山の方向です。雄国山の向こうに磐梯山がありますが、こちらからは見えません。



県道をそれて集落に入って行きます。街道にかんするものはありませんでした。県道に戻ります。



ここからの県道は極めて不自然にまっすぐです。区画整理されているようです。



喜多方からの県道に合流します。右に曲がると熊倉です。



かなり大きな集落です。県道沿いは県道ができてから家が建ってきたのではないかとおもいます。



交差点を左にまがると熊倉宿です。



少し歩くと案内板があります。代官所もある大きな宿場であったことがわかります。



会津33観音の第7番熊倉観音にお参りします。



右に曲がって街道を進みます。



ちいさな橋をわたって左に進んでいきます。ここから登りがすこしキツくなります。



振り返ると会津盆地の北側を望むことができます。



途中米沢街道の石碑があります。石碑をみつけると、少し安心します。



別の道路に合流します。このあたりから歩いたことがあるような気がしてきました。



樟(くぬぎ)の一里塚です。



今回歩くルートにはあちこちに案内板が設置されています。



国道459号に合流する前に北塩原村活性化センターがあります。ここは柏木城跡のための駐車場にもなっている
ようです。東家があり、木陰で座ることができるので、ここでお昼にしました。



国道に合流します。このあたりから大塩宿のようです。



大塩宿にも案内板がありました。



橋をわたって峠道に入って行きます。



峠道にはいるところにも案内板と石碑があります。急な登り坂をのぼっていきます。



しばらく進んだところにも大塩宿の説明板があります。



街道の道標があり、その奥に八丁壇一里塚があります。急な登りであることと進んでいく先がみえないので、
バスして、舗装道路を歩いて行きます。



しばらく進んだところにも道標があります。歩いてみましょう。道は石が敷かれているところもあり、
整備されていた道だとわかります。一部山道のようなところもあります。



10分ほどで舗装道路にでてきます。



旧道がおわって舗装道路にでると、ほどなく次の旧道の入り口があります。大塩峠までの登りの多くは
旧道を歩くことができそうです。



途中の旧道は松並木が有名なようです。舗装道路からでも見えるのでそれで満足します。ショートカット
できるのですが、基本的に急な登り道が続いています。



峠につきました。ここからくだっていきます。



鹿垣のあとの説明板ですが、朽ちているのかよくわかりませんでした。



くだっていくと湿原があり、水芭蕉の群落があります。



中の七里の一里塚です。若松と米沢の中間となるようです。この周辺には宿場はないので、大塩宿か桧原宿
に一泊する一泊二日で旅するのだと思います。



この街道は多くの戦場にもなったようです。



物見の岩です。監視台となったそうです。



下って行って桧原の集落につきました。久々のバス停です。



桧原宿は、桧原湖に沈んでいます。



桧原湖です。金山まで桧原湖半を歩いて行きます。



途中に、集落で唯一沈まなかった(高台にあった)神社があり、鳥居が湖に立っています。



有名なラーメン屋があるのですが、残念売り切れでした(またかよ)。



金山の集落につきました。ここが今回のゴールで、次回はここから歩きます。

金山バス停から会津若松駅



北塩原村のコミュニティバスをつかって小野川湖入り口に向かいます。バス停はありません。やってきたバスに
手をふって止まってもらいます。



小野川湖バス停です。猪苗代駅まで会津バスをつかうのですが、1時間以上あります。歩いて行きます。



途中川上登山口にきました。あたらしいラーメン店もあります。この登山口からは何回か磐梯山にのぼったこと
があります。登りやすいルートだとおもいますが、途中迷いやすいところもあり注意が必要です。



長坂バス停でバスを待ちます。時間通りきません。5分くらい遅れてきました。



JRの便への乗り換えは8分しかありません。電車の発車時刻の4分前に猪苗代駅につきました。改札をとおり
2番ホームに急ぎます。ところが、列車が遅れてついたので、余裕でした。



若干遅れて若松駅につきました。朝とったのと同じ場所あたりで同じ方角をとりました。

感想,反省など

長時間あるきましたが、気温がそれほど上がらず(標高がたかかったこともある)快適なあるきでした。
今回は、案内板などたくさんあって、写真の枚数も増えました。

桧原あたりは熊、猿もでるので、注意して歩く必要があります。

GWなので裏磐梯は会津ナンバー以外の車と観光客であふれていました(こういうときは五色沼とかは歩きたく
ありません)。

kitamiti@u-aizu.ac.jp