2023年5月4日:北塩原村ルート曽原湖・小野川湖畔コースを歩いてみる
2023年の会津トレイルを再開します.
北塩原村ルートの曽原湖・小野川湖畔コースを歩きます.このコースは,五色沼入口バス停
から休暇村裏磐梯の間の約18.7㎞歩きます.
北塩原村ルート
準備
五色沼入口バス停からスタートし,曽原湖・小野川湖畔コースを歩きます.このトレイル
のなかでも長距離のコースです.サイトでは約7時間とありますが,6時間弱で歩くこと
ができると思います.
若松駅を7:35の電車にのり,8:04に猪苗代駅に着きます.磐梯東都バスの8:15のバスに乗り換え,
五色沼入口バス停に8:46に着きます(790円).そこから6時間休暇村裏磐梯まで歩きます.
桧原・裏磐梯地区コミュニティバスの16:35の便で小野川湖入口に移動し,17:09の磐梯東都バス
に乗り換え,17:52に猪苗代駅に戻ってきます.17:58の電車に乗り18:30に会津若松に戻ります.
休暇村裏磐梯でバスをまつあいだ温泉で疲れをとることができるでしょう.その場合,タオルや着替え
をもっていくといいでしょう.このコースは熊鈴必須,必携です.
昨日と本日2日出歩くので,会津ぐるっとカードを利用します.
会津若松駅から五色沼入口バス停
昨日にひきつづきコンビニで昼食を調達してから若松駅にきました.

駅前の公園です.よく手入れされています.
若松駅に着いたときにはまだ電車は着いていません.7:35の電車にのりました.
そこそこ混んでいますが立っている人は少数です.8:04に猪苗代駅に着きます.

猪苗代駅で東都磐梯バスに乗り換えます.4名くらいです.うち一人は外国からのお客さん
で,戻りの最終便の時間を確認していました.平日は18時のバスがありますが,土日は
ありません.オーマイガーという感じでした.磐梯山にでも登るのかもしれません.
健脚な人なら(この人もちゃんとした装備をしていた)5,6時間で戻って来れるので
問題ありません.

五色沼入り口に着きました.以前はこの建物のなかに自販機があったのですが,封鎖されて
います.会津バスが喜多方線のみになりそれ以外が東都磐梯バスに変わった影響だと思います.
曽原湖・小野川湖畔コースを歩いてみる

ビジターセンターです.トイレは裏の方にありますが,自販機はありません.

センターの裏には,雪室もあります.冬に雪を溜めておく施設です.夏にセンターの冷房として
利用します.

中も見学できます.右側が冷風がでていて,左側のガラス戸でなかの雪を確認できます.
ここで大失敗(というほどでもないが)をしました.あとでわかります.

ビジターセンターの前の信号を渡って,まっすぐ進みます.

ガイドマップでは,国民宿舎の次に"磐梯山の景色”とあります.そのあたりで磐梯山が見渡せ
ます.電線がなんとかならんかという感じです.このあたりは,ホテル,ペンション,キャンプ場,
別荘,住宅が立ち並んだ感じのところを歩いています.

磐梯吾妻レークラインと交差します.安全に渡れるかなという心配は不要でした..

湖岸をあるきます.木々が生い茂って,小野川湖を見渡すことはしばらくできません.マップに
小野川湖展望台と書いているところのみ見晴らしがいいです.しかしここは台も案内板もありません.

磐梯吾妻レークラインと交差したあたりから生理現象に悩まされて歩いています.湖の北端に大きなキャンプ
場があり,そこのトイレをお借りしました.助かります.管理人さんにはちゃんと挨拶しましょう.
たくさんの人がキャンプ,ボート,SUP,釣りなどを楽しんでいます.

ルートに戻ります.登っていきます.道の右側を小野川が流れています.綺麗です.

小野川不動滝の看板があります.これは西側駐車場の入り口のようです.

さらに登っていくと,小野川不動滝探勝路の看板があります.これはガイドマップにもありません.
最初ここから入るのかな?とおもい駐車場をさがしたのですが近くにはありません.ここではないと判断
して,さらに登っていきます.

小野川不動滝探勝路の入り口と駐車場のところにきました.張り紙があって,通行止めで通れない
ことがわかりました.駐車場も車一台ありません.トイレもないです.上の方にあるのかもしれません.
不動滝には西側駐車場からいけそうです.道を戻ります.

駐車場への分岐まで戻ってきました.ここから急な上り坂ですが,すぐに平坦な道になります.

駐車場につきました,5,6台とまっています.簡易トイレもありました.

駐車場の入り口近くに,小野川不動滝 探勝路入口(西側)があります.そこにも通行止めの注意書きが
あります.先ほどの駐車場のない入り口まではいけそうです.

最初石を並べた平坦な道があり(足元をみないと歩けない道),しばらくすると石のない平坦な道になります.
石灯籠があるところから急な石段があります.登り切ったところに分岐があり,滝への案内があります.

そこからは平坦な道で,しばらく行ったところに不動滝がありました.雪解けの水を合わせて結構な水量になっています.
ここで昼食にしました.道を戻りましたが,途中のマップにある水源地というのはわかりませんでした.

分岐をまっすぐ進み,なにかの施設のところから急な下りです.道に水が流れていて歩きにくいです.そこを
すぎると林道と交差します.林道の一方は西側の駐車場に向かっています.林道を横切って,小野川湖畔探勝路入口
の案内板がありました.しかし...ここにも...通行止めの案内が...ということで,ここから通れません.
迂回路もないので,今回はここで中止,五色沼入り口にもどることにしました.

磐梯吾妻レークラインをくぐって進んでいると,なにか小動物がいます.こちらに気がつきません.昨日に続いて
また狸か,とおもったのですが...カメラを取り出し,電源をいれて,ズームを調整し,フォーカスを調整する
ことができるくらい,この動物はこちらに気がつきません.こんなんで自然で生きていけるのか...
その割には丸々太っています.
ハクビシンのようです.飼いハクビシンか?そんなのがあるのか?
先週の猪苗代から,狐,狸,ハクビシンに出会っています.熊でないだけマシでした..
昨日,一昨日福島県では熊に襲われた事例があって,福島県内全域に「ツキノワグマ出没特別注意報」が
令和5年5月2日から7月31日まで発令中です.皆様お気をつけください..なんで7/31までなのだろう?

"磐梯山の景色”のあたりで,電線がはいらないように磐梯山が取れる場所がありました.もどってきて,
ちょっと良かった瞬間です.ビジターセンターに戻りました.センターでは小野川湖畔探勝路は通行止めという
情報をバッチリ提供していました..
五色沼入口バス停から会津若松駅
五色沼は人でいっぱいです.駐車場も満車.会津以外のナンバーばかりです.五色沼と裏磐梯高原駅の間は,ひっきり
なしにバスが往復しています.五色沼の周辺はあまり駐車場のスペースはないので,裏磐梯高原駅に車をおき,
片道はバスで,片道は五色沼の周遊路を歩くのでしょう.この時期この周遊路は人が一杯なので歩きたくありません
歩くというより,前を歩く人の後をついていく感じ..GW前後をおすすめします.
13:17のバスに乗ります.かなり多くの人が乗っています.ということは乗ってきた後の便で裏磐梯に来て,
五色沼を歩いたくらいで帰る,という感じなのでしょう.もっとみるところは多いのですけど...
13:52に猪苗代駅につき,すぐに13:58の電車がやってきます.14:31に若松駅に帰ってきました.
感想,反省など
通行止めを確認してなかったのが敗因です.この秋か,来年以降に再度あるきます.センターの人とも話をしましたが
直さない,周遊路廃止の可能性も0ではないかもしれません..
かなり日差しが強かったですが,湖をわたる風が気持ちよく,汗はかきましたが,それほど疲れませんでした
(半分くらいしか歩いてないので..).
小野川湖畔探勝路は実は2回目なのですが,前回も途中で断念しました.嫌われているのかもしれません.
昨日の疲れは,ほとんどありません.この靴も本番用に使っていっていいように思います.
GWの歩きも今日までです.明日からは,掃除(衣替え),読書,電子工作の三日間の予定です.
二日間の収支です.会津ぐるっとカードを利用して,初日は,会津川口間1170円が,会津柳津ー川口間の510円
で済んだので,660円.会津田島ー七日町が1650円.二日目が会津若松ー猪苗代が506円(カード払いの場合)と
猪苗代ー五色沼入り口790円で往復かかりました.合計すると4902円が,このカードの利用で済んだことになります.
kitamiti@u-aizu.ac.jp