パワーアンプの実験1

テレビ用の外付けシステムのパワーアンプは,LM3886を使っていました.すこし手を入れようと
考えて,準備のための実験をします.

以前から秋月でも,TDA2030というパワーオペアンプが売られていたのを知ってましたが,
あいてんどで,2030だけでなく,TDA2050Lという製品があります.32Wで90円.やすい...
(現在は売り切れのようです.) 6つ買って遊んでみます.

最初は,標準的な(データシートにある)回路で作ってみました.



作ってわかったのは,6個のなかで,4個と2個とでパッケージが違います.写真の手前にあって
(ピントがあってないが)パッケージが違うことが分かります.今回作った2つは違うパッケージ
でした...(ヒマな時に入れ替えましょう..)
LM3886にはMUTEの機能がありましたが,TDA2050Lにはないので別途MUTE基板を組み込みます.



オフセットも良好(左右とも1mV未満)です.家に持ってかえって使ってみました.

かっちりした音で,音声が(音像を)くっきり感じます.逆に左右や奥のほうに広がる感じがなく,
ローレベルの情報が抜けてるのかもしれません.

これはこれでいいかも..


あいてんどで,TDA2050Lが再販されていますが,150円となっているようです...

kitamiti@u-aizu.ac.jp