1 白河の歴史を学ぶみちを含むコースを歩いてみる

東北自然歩道(新・奥の細道)の 1 白河の歴史を学ぶみちを含むコースを歩きます.このコースは,
白河の関跡とJR白河駅の間の約13.2kmのコースです.

準備

2022年の夏の甲子園で仙台育英が東北勢として初優勝しました.福島県の高校でなかった
のは残念です.次の東北勢が優勝する時は福島県の高校に頑張ってもらいたいものです.
このとき,優勝旗が白河の関を越えた,という報道がありました.勿来の関は行ったことが
ありますが,白河の関は行ったことがありません.調べてみると,白河の関跡が東北自然歩道
の起点となっているようです.白河の関跡からはじまる,白河の歴史を学ぶみちを含むコース
を歩いてみることにします(若干コジツケ).4時間くらいで歩くことができると思います.
途中寄りみちして,最後は白河城も見てきましょう.

会津若松を7:35発の電車で出発,郡山駅に8:48着,9:03発の電車に乗り換え,白河駅に9:38
に着きます.白河駅10:00のバスに乗り換え(790円)白河の関には10:41に着く予定です.
そこから東北自然歩道の出発点から,約4時間歩いて白河駅に着きます.白河駅を15:54発の
電車にのり,郡山駅に16:30につき,17:15発の電車に乗り換えます.若松駅に戻って来るのは
18:30になる予定です.
JR東日本の小さな旅ホリデー・パスを使うと今回のJRの移動に関しては2720円です.

会津若松駅から白河駅を経由して白河の関

2023年度の歩き始めです.今年は桜の開花も早く,見頃になってきました.



会津若松駅前の白虎隊のモニュメントです.



郡山で乗り換えです.右が新白河行きの電車.左にあるのが郡山まで乗ってきた
磐越西線の電車です.



白河駅のホームから写した白河小峰城.桜も見頃のようです.



白河駅舎です.若松駅より小さいですが,駅前のロータリーは若松駅より広い感じ
がします.



白河の関へのバスは乗り場1からです.離れたところにJRバスの乗り場があります.
まちがうことはないと思います.



終点の白河の関の前にある茂ヶ崎入口で降りました.



茂ヶ崎入口から関にむかって少し歩くと庄司戻し桜につきます.3本あるとネットに
あるのですが,1本しかありません.



道をさらにすすんで,白河関跡につきました.ここは芭蕉も訪れた中世の関所跡です.



石段をあがって白河神社にお参りしました.



神社の周辺は片栗がたくさん花を咲かせていて綺麗です.



神社の奥につづく道をあるいて公園のほうに抜けてきました.芭蕉と曾良の像です.



公園をぬけてすすむと江戸期の関所があります.

白河の歴史を学ぶみちを含むコースを歩いてみる



道路にもどり,来た道をもどると神社の社務所があり,その反対側に駐車場と関の
御化粧所があります.そこに東北自然歩道の開始点があります.



分岐には道標が設置されていて迷うことはなさそうです.



小さな橋を渡ったところは,道標がありません.ここは左に進みます.ここだけ
わかりにくいです.



途中から道標が木製から金属製に変わります.



南湖公園につきました.すこし遅めのお昼としました.



桜のトンネルです.7分咲きというところです.来週末だと散っているかも.



途中寄り道して,丹羽長重墓に立ち寄ります.



小原庄助さんの墓,正確には小原庄助さんのモデルとされる人のお墓.会津と白河
の間には多くの人の行き来があったようです.



市役所近くの関川寺の桜です.この周辺は趣のあるところです.



乙姫桜です.



小峰城にやってきました.



天守閣とおもっていたこの建物は,三重櫓だそうです.



白河駅にもどってきました.ここがこのルートの終点です.JRで郡山で
乗り換えて,若松に戻ってきました.

感想,反省など

13km+αで,距離は大したことはないのですが,歩き始めということもあり,
少し疲れました.行程は,ほとんどアスファルトで舗装されていて,日差しを
遮るところはありません.帽子をもっていったほうが良かったかもしれません.
利用したバスは,土日のみの運行なので要注意です.

白河の関にも駅にちかいお城にも車を止めるスペースがあります.車を使う場合は,どちらかに
おいて,白河の関から白河駅にあるいて駐車場に戻るでいいでしょう.


kitamiti@u-aizu.ac.jp
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