17.会津の歴史を訪ねるみちと18.滝沢街道を辿るみちを含むコースを歩いてみる
17.会津の歴史を訪ねるみちと
18.滝沢街道を辿るみちを含むコースを歩きます.前回ゴールの
会津若松駅から歩き始めて,2つのコースを歩き,コースの終点の銀の橋バス停につきます.
ただし,ここも現在はバス停はありません.そこからJR翁島駅まで歩いて,この歩きは終わりです.
翁島駅から若松駅にJRを使って戻ってきます.
準備
17.会津の歴史を訪ねるみちは,春,桜の時期に毎年歩いているルートとほぼ同じで逆回り.秋に歩くのは
初めてです.滝沢街道ですが,これは会津五街道の二本松街道と白河街道の一部をあるくことに
なります.
若松駅から17の始点まで1時間くらい,17は1時間半くらい.18は2時間くらいで歩けるでしょう.
18の終点から翁島駅まで2時間くらいです.強清水で蕎麦をいただき昼食にします.
帰りは,翁島を16:03の電車にのり,16:32に若松駅に戻ってきます.
会津若松駅から院内バス停まで
天気予報は若松は晴れ,猪苗代は曇り.この数日の暑さは収まる感じです.

若松駅入り口にある時計.数字は漢字です.

駅から大町通りをお城に向かって(南に)歩いていきます.

若松にある若松通商.まだ店は開いていません.お世話になっているお店です.

大町四つ角です.ここは会津五街道の始点終点になるところです.

野口英世青春館です.若松で下宿していた病院とのこと.

さらに進んで突き当たりを左にまがると神明通りにでます.そこをお城に向かって南に進みます.

交差点を左に曲がります.ここは旧会津中学校跡になります.

鶴ヶ城の北口を通っていきます.ここからは城がちょっと見えます.

県立の博物館前を歩いていきます(入ったことありません).桜が綺麗なところです.

会津武家屋敷前を歩いていきます.ここも桜が綺麗なところです.

院内に入る道を通り過ぎ,少し進むと院内バス停があります.コースはここから始まります.
会津の歴史を訪ねるみちを歩く

バス停から少し戻って,院内(松平家の御廟)への道に入っていきます.

御廟入り口の石碑です.

ここは会津エリア屈指のパワースポットです.今回は中には入りません.

御廟入り口の左側にコースがあります.進んでいきます.

しばらく歩くと武家屋敷の裏をぬけ,自然歩道の案内柱があります.ここから集落に入っていきます.

次の天寧寺までは集落を歩く際に案内の矢印がたくさんあって迷うことはありません.入り口の石段に
つきました.登っていきます.

天寧寺につきました.

天寧寺のなかも近藤勇のお墓への案内がたくさんあって迷うことはないと思います.

お墓前にある案内板です.最近訪れたと思われるかたの多くのお供物がありました.

お墓から愛宕神社に向かいます.少しわかりにくいかもしれません.愛宕神社です.

急な石段を降りていきます.県道にでます.県道にある神社の石碑です.

ここからしばらく県道を飯盛山のほうに歩いていきます.大龍寺の前にきます.このお寺には
山本家のお墓があります.

ここからしばらく,疏水沿いに歩いていきます.歩き始めは暗渠になっていて,ふたがとれるところでは
急な流れになっています.

疏水沿いには,若松市内を一望できるところがあります.しばらく疏水沿いを歩いていきます.

飯盛山に近づくとお墓がありますが,お墓の方ではなく民家のほうに降りていきます.そこには
自然歩道のマークがあります.

県道のほうに降りていきます.2枚目の真ん中あたりの道を抜けていくと飯盛山への近道です.

県道を飯盛山のほうにあるいて飯盛山入り口につきました.

ところが正式な入り口は,もう少し県道を進んで右に曲がったところにあります.

さらに進んだところにある交差点を左に進むとコースの終点の滝沢バス停に着きます.このバス停
は1日5便しかないので,バスを利用する時は飯盛山下を利用する方がいいです.
滝沢街道を辿るみちを歩く

次のコースに進んでいきます.滝沢バス停から交差点にもどって,さらに山の方に進みます.
すぐに滝沢本陣の前を通ります.

ここからこのコースの問題点になります.滝沢街道は3つあって,まずは新しい北街道への分岐が
あります.車ではこれを進まないといけません.歩くと1,2時間余計にかかります.ここは直進
します.

問題は次です.まっすぐが旧街道,右が新しい南街道です.正式なガイドでは南街道のルートが地図に
用いられていますが,多くの人がネットに書いているのは旧街道です.ここは旧街道を進んでいきます.

しばらく舗装されていますが,数軒の民家を過ぎると車止めがあります.超えていきます.

道は広く,整備されていますが,この時期落ち葉がたくさん落ちています.まっすぐ単調に登っていきます.

途中で,舟石とその説明板があります.これもこのコースの見どころになっているので,この旧街道が正解の
ような感じがします.

さらに進むとひらけたところにでて,芭蕉の句碑の説明板があります.

ここにある矢印にまた悩まされました.滝沢峠をとおって金堀にむかうのですが,滝沢峠と金堀と別々の方向に
矢印があります.

近くに芭蕉の句碑がありました.金堀に向かっていきます.

進んでいくと車止めが倒れています.いちおう役目は果たしていそうです.ここから舗装道になります.

すると東北自然歩道の案内板がありました.この道で正解だったようです.ここから降っていきます.

金堀の集落に入っていきます.ここが最初の宿場町だったようです.

集落を北街道が通っています.次の街道への入り口がわかりにくかったです.実際はこの北街道を右に
進めばよかったのですが,集落を右往左往しました.

自然歩道の入り口に案内柱と集落の説明板がありました.

この道は,くねくね曲がっていますが,急ではなくゆっくり登っていきます.滝がありました.

登り切ったところに車止めがあり超えていきます.ここまでの街道の説明板がありました.
国道にでます.右が白河街道で,左が二本松裏街道です.左に進みます.

しばらくすると強清水への分岐があります.強清水の集落に入っていきます.

強清水には何軒かの蕎麦屋さんがあり,お昼にします.天ざる大盛りを頼みました.天ぷらはニシンと
スルメの2つだけで,普通の天ざるとはちがいます.お蕎麦も十割蕎麦ですが,かなり腰のある蕎麦でした.
そばをいただいたあと.強清水の清水に立ち寄ります.

強清水にはいくつかの道が入っているので,次のコースを間違えないようにします.しばらくは舗装された
道を進んでいきます.

会津にむかう主要な街道だけあって,戊辰戦争の激戦地を抜けていきます.

右の方に赤井谷地湿原があります.少しわかりにくいです.奥の方は開墾されている感じがします.

多くの戊辰戦争の激戦地を抜けていきます.

会津レクリエーション公園横にきました.近くに自販機とトイレがあります.国道49号線をこえていきますが,
公園前の信号のある横断歩道を渡って行った方がいいように思います.

渡ったところに自然歩道の道標があります.

道を進んでいくと,十六橋水門につきます.

オランダ人土木技師ファン・ドールンの像があります.

コースは実質ここがゴールですが,銀の橋バス停を目指して,国道49号線を目指します.銀の橋につきましたが
バス停はありません.ここから翁島駅を目指して歩いていきます.
銀の橋バス停から会津若松駅

国道49号線ですが,歩道がないのに交通量が多く,かつ飛ばしています.気をつけて歩いていきます
(気をつければ,100%安全.というわけではない).

金の橋にはバス停があり,ここから猪苗代駅にいくことができます.

しばらくあるくと猪苗代湖に翁島があります.

さらにあるいて長浜につくと遊覧船があります.多くの人が観光に来られています.

歩くと県道205号への分岐があります.県道を進んでいきます.

県道から磐梯山が望めますが,山頂は雲に隠れています.この県道は左右に歩道があり安全に歩くことが
できます.

翁島駅につきました.駅横にはざる菊がみごろになっています.ただし,間にネギが植えられているので
ざる菊園ではなく畑に植えられているようです.

16:03の電車にのりました.多くの人がのっています.16:32に若松駅につきました.
感想,反省など
気温も暑くなく寒くなく(日が当たると暑く,曇って風がきついと寒かったが)快適なあるきでした.
猪苗代からバスで金の橋までいき,そこから若松にむかったほうが良いような気がします.
全体的に逆回りのほうがよかったような気がしますが,再度歩くことはありません.
これで,東北自然歩道の歩きも無事終了です.
正式な資料もネットにあるのですが,更新されてない情報も多く,ネットを漁って,情報を集めてから
あるくのがいいと思いました.
kitamiti@u-aizu.ac.jp