秋の尾瀬ヶ原

福島県側からは尾瀬沼周辺はアクセスしやすいのですが,尾瀬ヶ原のほうは山小屋で
一泊しないといけません.2017年10月,尾瀬沼を一周して以来の尾瀬散策です.
10/8,9と山小屋で一泊し,秋の尾瀬ヶ原を歩いてきました.

一日目(10/8)

七日町駅を6:59発の列車にのり,会津高原尾瀬口駅に8:24に着きます.そこから9:40
発のバスに乗り換えです.以前は朝2番の列車に乗ればよかったのですが,ダイヤ改正
で始発に乗らないといけなくなりました.会津方面から尾瀬に向かう多くの人は
自家用車を使うから,会津方面からの利便性はあまり考えてもらえません...
会津方面からは私を含め数人で,バスの発車10分くらい前に東京方面から30名くらい
乗車されて出発です.

沼山峠に11:40につき,歩き始めます.小雨が降っており,雨対策をして出発しました.



沼山峠の登り口です.この時間に降りてくる人は朝山小屋を出発した方々です.お疲れ様
でした.

三本カラマツのところに着いたころには雨もあがりました.木道は濡れているので,
滑らないように気をつけないといけません.ガイドマップに書かれている所要時間の7,8割
の時間で歩けるようです.山小屋までのコースを決める参考にします.



有名な三本カラマツです(12:36)



ビジターセンターと沼尻方面への分岐です.右に進みます.



三本カラマツから沼山峠の方向.大江湿原です.

沼尻で昼食.



沼尻からみた尾瀬沼です.沼から湿原に移り変わっている感じです(13:18).



沼尻の分岐です.尾瀬ヶ原まで5km.

しばらくは木道です.1回コケてしまいました.20分くらいで木道のない道になります.
多くは下り道ですが,何回か登ったりします.最後20分くらいは木道になって見晴に到着です.

ここから尾瀬ヶ原です.



見晴の分岐になります.明日もここを通ります.尾瀬沼まで8.3kmということは,
沼尻までではなくビジターセンターあたりを指すようです(14:46).



見晴の山小屋.このエリアが一番山小屋が多いです.





ひさびさの尾瀬ヶ原.秋は初めてです.





カメラの連写の機能を使ってみました.360度は無理のようです.



竜宮十字路の分岐です.ここで,休憩スペースと木道の間でおもいっきりこけて
しまいました.弁慶のなきどころや耳のあたりが痛いです.雨も降ってきたので
牛首分岐まで行くのはあきらめて,右に進み東電山小屋を目指します(15:14).



ヨッピ吊橋の分岐です.山小屋まで1kmと後少し(15:40).



東電小屋の本館です.ここでチェックイン.ここは一階は食堂やお風呂,二階は
個別部屋があります.



別館です.一階は休憩室と従業員の部屋.二階は2段ベットがある相部屋です.
今日はここに宿泊.天気が悪かったせいか,いい季節ですが,10人くらいの部屋に
2名の宿泊でした.この2枚は,日曜日に撮ったものです.土曜は雨が降っていて,
すぐ山小屋に入ってしまいました.

お風呂で汗をながしましたが,脚は血だらけ..夕食をいただき,同室の人とも
話をしたりして時間を潰し,9時消灯でそうそうにおやすみです.

二日目(10/9)

夜中に結構雨が降っていましたが朝には止んで,この日は曇天ながら雨は心配な
さそうです.心配していた脚の具合も触らなければOKで,歩くには支障なさそうです.
6時に朝食をいただき,6:40ごろに山小屋を出発.



出発直後の尾瀬ヶ原(7:00).東電吊り橋のほうに向かって歩き,尾瀬ヶ原を一周します.



ここの分岐には名前がないようです.左にいくと温泉小屋,右にいくと見晴です.右に
進みます.





尾瀬ヶ原です.まだ歩いている人は少ない時間です.



牛首分岐に来ました(8:10).時間の都合で山ノ鼻まではいけませんでした.ここで,
東電小屋のほうに分岐します.



尾瀬ヶ原です.2時間ちょっとで東電小屋に戻ってきました.ここで小屋の写真を撮影
しました.朝出発した道を進み,分岐で温泉小屋のほうに進みます.



温泉小屋をぬけ平滑の滝まできました(9:50).前に樹がおいしげって滝はよく見えません.
テレビで映すときは,ちがうところから撮影しているようです.



滝を写さないといけないのに,標識にピントがあってしまいました.



三条の滝に向かいます.ここから急な下りになります(10:30).



三条の滝です.前日の雨で流量はおおいと思います(10:42).



ここからは御池への帰り道です(11:28).このあたりで昼食.あと5.6km.



三叉路の分岐は2つあります.地図ではすぐ近くなのですが,距離がある感じが
しました.結構な登りです(11:35).ここからは山道です.結構へばりました.なかなか
天神田代につきません.見落としたかな,もうすぐ御池かな,と思ったところに
天神田代につきました.かなりペースが落ちました.コースガイドの時間と同じくらいで
歩いています.途中たくさんの小さな湿原を抜けます.救急車の音がして,
御池の駐車場が近いことがわかりました.



御池につきました.バスの出発の20分前です.燧ヵ岳でうごけなくなった登山客がいる
ようです.ヘリもやってきました.翌日のニュースにはなかったので,大したことは
なかったようです.14:05のバスで御池を出発しました.最終のバスではないので,
それほど混んでません.16時前に会津高原尾瀬口にもどってきました.東京方面へは
すぐに列車がありましたが,会津方面には16:44の列車で田島まで,田島からは17:47
の列車にのりかえです.湯野上温泉駅で,テレビのクルーと春日さんが降りていきました.
撮影の移動か,もしかしたら列車のうしろの方で撮影をしていたのかもしれません.
18:52に七日町駅につき家に帰りました.

雨も大したことなく,無事(とは言えないが)に帰ってきました.反省点は,(1)荷物が
重すぎました.もっと軽くしていかないといけません.特に下り道が遅くなりました.
(2)靴の底が減っていて,替えどきのようです.履いていった靴は普段ばきに降格です.

おまけ

尾瀬にいくときは,ライブカメラで様子を確認しましょう.ただし謎のものが写るときがあります.
真っ暗になるとさらにホラーなものが映るかもしれません.



どうなっているか知りたい人は,東電小屋本館の2階で確かめてみましょう.

おまけ2

あとで調べると,春日さんは,”紅葉の絶景ルートぐるり一周対決旅 大人気の会津・
那須塩原へSP"という番組の収録中だったようです.番組では列車内の様子はありま
せんでした.番組では,あのあと暗くなって大内宿まで歩いてました..

kitamiti@u-aizu.ac.jp